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僕は友達が少ない6/平坂読

源氏物語の綴り


えー、ここ最近『源氏物語』の入門書を読んでいまして、その感想というか要約というかメモ的なものをツイッターで随時呟いているのですが、ツイッターだとそのうち過去ログに埋もれてしまいますので、呟きを小分けしてブログ記事として更新しようかと思っています。
いつもの感想より雑なものとなってしまいますが、ご容赦いただければ幸いです。

早ければ明日から更新予定です。『第○回』と銘打って、全部で九回を予定していますが、さてどうなるやら。
ちょっとした企画だと思っていただければ……うん、楽しんでもらえないか。
しばらく間ですので、どうか我が儘につき合ってくださいましー。






僕は友達が少ない6 ドラマCD付き特装版 (MF文庫J)僕は友達が少ない6 ドラマCD付き特装版 (MF文庫J)
平坂読 ブリキ

メディアファクトリー 2011-05-25
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「……ふんっ……いいだろう……隣人部は、今年の文化祭に参加する。リア充になったときの練習とはいえ、半端なことはしない。我らの力で、文化祭を満喫するリア充どもを地獄にたたき落としてやるぞ!」
「ふふん、当然ね!」「おー」「わかりました」
 夜空の宣言に、星奈、理科、幸村が同調する。
「……いや、地獄にたたき落としちゃ駄目だろ」



――あらすじ――
理科の発明品がきっかけで、夜空と小鷹の秘密が他の部員たちにもバレてしまった。『元友達』という(友達がいない人にとっては)極めて特別な関係を前にして、隣人部の人間関係にも変化が…!?一方そのころ、学園の他の生徒たちは一ヶ月後に迫った学校生活最大のイベント、学園祭に向けて盛り上がっていた。いつかリア充になったときのため、隣人部も学園祭に向けて動き出―そうとするのだが…。例によって迷走を繰り広げる彼らは、果たして学園祭を成功させることができるのか!?青春ラブコメ第六弾。ドラマCD付き特装版。


――感想――
相変わらず面白かったのだけど、本編の終わり方が呆気なさすぎて……。200Pはさすがに物足りない。これはドラマCDありきですね。
というわけで私はドラマCD付き特装板を購入しました。

それはともかく。
今回は学園祭編。隣人部でも学園祭に参加しようという話になって、色々案は出るのだけど、試してみるたびにそれぞれの残念さが前面に押し出されて上手くいかず、ぐだぐだになっていく感じはいつもの隣人部の風景だなあと。
星奈の残念すぎる過去の学園祭エピソードがあまりに星奈らしすぎて、結構ツボだった。
しかしあらすじに一部詐欺が混じってる気がする。あらすじからだと学園祭模様が描かれるように思うけど、実際は前ふり段階。学園祭本番は次巻に持ち越しかな。

学園祭ネタとしてメイド喫茶は定番だが、隣人部が実践するとここまで残念になるんだね。幸村を覗いて普段見ないそれぞれのメイド姿は新鮮で眼福とはいえ。接客態度に思い込みの激しさやこだわりの深さが介入してて、見るも無残なメイドさんの姿がそこにはあったわけで。
でもひそかにメイド服を試着してた夜空は可愛かったです。

個人的に、今回は星奈の残念さがより際立ってた気がする。占いのときなんかは特に酷い。
学園祭と並んでもう一つ大きなメインストーリーとして、小鳩の誕生日パーティーの話があるのだけど、そのときも「もう少し自重しろ!」と言いたくなるぐらい暴走状態。小鳩が絡むと本当に厄介だね。
なのにときおり、恋愛に対して積極的な面を見せるから……もう色んな意味で本当に厄介。
夜空には過去の思い出を共有してるというハンディがあるけど、素直になれない分劣勢かもね。ま、夜空はそこがいいんだけど。

で、後半はその小鳩の誕生日パーティーのお話。
プレゼントをなににしようという話になって、街に買い物に行くまでの流れでニヤニヤが止まらなかった。小鷹を誘うメール本文にそれぞれの個性が出てて、ああ、携帯の向こう側でどれだけ喜んでるんだろうなあって想像するとねー。
当日になって事の真相がわかって、あからさまに不機嫌になってる隣人部メンバーが可愛いこと。小鷹は罪作りな男です。

パーティーの風景は結局いつもの隣人部と変わらないような気がしたり。でも私だって外国のホームドラマにあるようなパーティーなんてしたことないし、いざとなると勝手がわからない人って多いんじゃないかなーって思う。
それでも、小鳩にとって初めての経験が笑顔で終われたことはよかったんじゃないかな。後日、マリア、ケイトとのパーティーもほくほくしてて。ここで友情を感じてくれたらもっといいんだけどね。「友達ができたときの予行演習」という名目が隣人部の足枷となって、人間関係の上限値の限界を作り出してるのかもしれないな。
でもきっと、心の底では友情を感じてくれてるはず。

日常系だから物語の進展ばかりうるさく言っても仕方がないけど、シリーズ6巻目にしていまだ恋愛面が発展しないのは、もどかしいを通り越して小鷹の朴念仁ぶりに感心してしまう。女の子の好意ばかり一方的に膨らんでて、ちょっと可愛そうではあったなあ。ともあれ星奈の可愛さをたっぷり堪能できたから幸せ。
くどいようだが、中身はない。それでも毎回読むのが楽しみなのだから、こういう作品も大事なんだなって思う。同じくアニメ化も楽しみです。

あ、ドラマCDの内容は個々人で確認してもらえばいいかなー。通常版でも文章として掲載されてるので。一つ言えることは……声優さん、お疲れ様です。



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変態王子と笑わない猫。3/さがら総

リンク追加!


相互リンク追加報告です。
今回はまみさんが運営するブログ『☆ライトにノベる日記☆』様と相互リンクさせていただきました。
まみさんは、読書メーターで随分初期の段階にお気に入り登録をして知り合った方です。読む本の傾向は似通っているのですが、感想の書き方は私とは似ても似つきません。雑文をダラダラ並べる私とは違い、読んで自身が抱いた気持ちをストレートに綴っています。そのためとても読みやすい。
更新はマイペースに続けられてるみたいですが、内装がさっぱりとしていて気兼ねなく立ち寄ることができます。
ぜひぜひ訪問してみてください。

まみさん、相互リンクありがとうございました。






変態王子と笑わない猫。3 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。3 (MF文庫J)
さがら総 カントク

メディアファクトリー 2011-05-25
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「本当に大切なものは変わりっこないんだ。そのことに気がつくまで、君は絶対に追いつけない」



――あらすじ――
体育祭が迫る九月の朝。のどかな二人乗りの最中、ちっちゃな宇宙怪獣ツインテールが降ってきた。『完璧』な笑い方をするその女の子は、ぼくにロケットダイブして、「にひー。だーれだ!」「え?」「よーとおにーちゃん、だいすき!」「えええ!?」「どういうことですか」「え?」「どういうことですかロリペドさん」「ええええ!?」――そして平穏だった学校に『笑わない猫』の笑う声がする。校舎はイタリア、水着が制服、横寺王子は今日もみんなの人気者! ……いやいや待てよ、なにがどうしてこうなった。もしかして、ぼくを悩ませ続ける『小豆梓問題』と関係が――? 大人気爽やか系変態ラブコメ第3弾! 今度は妹王座決定戦だ!(逆襲? う、うん!)


――感想――
待ちに待った最新刊!

またまたギアを上げてきたなー。女の子はとことん可愛く描かれてるし、文章はよりフリーダムになってそれが苦になるわけでもなく、爽やかで突き抜けた面白さは健在だった
中でも女の子を可愛く描く技術は本当にずば抜けている。無表情ながら内面が言動や仕草に表れちゃう月子。いまだ勘違いしたまま積極的に好意をぶつける鋼鉄さん。自分ではどうにもならない悩みを抱えて距離を取ってしまう小豆。キャラのよさが大きな評価の対象となるのは、やっぱりラノベならではだよね。

そういえばこんな記事があった。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51262284.html
3巻発売を記念したさがら総先生とカントクさん両名のインタビュー記事です。
一部ネタばれが含まれてますので未読の方は注意!

これを読むとさらにキャラ造形について理解が深まる。特に鋼鉄さん。今巻の横寺くんの呼び方に違和感があると思ったら、親しみの度合いだったのね。
最近の鋼鉄さんの躍進ぶりには目を見張るなあ。毎回どこかでドツボに嵌まる要素があるのだけど、今回は『牛乳』だった。面白いのが、横寺くんの好みを総合すると、最も恋愛の対象になる相手って鋼鉄さんなんだよね。性格さえ崩壊してなければ……。

三者三様の魅力を放ちつつ、そんな中、新キャラのエミに振り回される変態王子こと横寺くん。学校がいきなりイタリアの大聖堂に変化したり、スクール水着が制服になったり、横寺くんが『変態』ではなく『王子』扱いされたりと、日常が非日常と化していく。その裏には当然猫像の影があって。でも、深く考えず突然降臨したパラダイスを堪能しちゃう横寺くんはやっぱり変態なのでした。
しかし月子と鋼鉄さんのスクール水着の挿絵は反則度高いなあ、としみじみ。横寺くんの『ハイキング』と『ガチ登山』の変態的比喩には笑ってしまった。矛盾に気づいて青ざめる月子と、矛盾に気づきながらも水着の有用性を説く鋼鉄さんがまた可愛いこと。

エミが100%の笑顔と社会的地位(?)を駆使して引っ掻き回してくれたおかげで面白可笑しくはなっていたのだけど、ただメインのストーリーにパワー不足というか説得力不足というか、物語の方向性にブレを感じた
今まではラブコメに寄っていたものの、猫像の力が濫用されすぎてファンタジーになりつつある。どこを目指してるんだろうと心配になるぐらいに。芯の通った揺るがないストーリーラインが好きだったんだけどな。

でもラストは素晴らしかった。横寺くんはやっぱりやる男だよ。これが『逆襲』だったわけだ。
ただ一つ言わせて欲しい。小豆の出番が少ない!(大泣)
『逆襲』ならもっと出番をさあ! 新キャラの影に隠れてたんじゃ駄目だよ!
まあ、小豆に限らず他の女の子の気持ちも届いてないもんね。鈍いという理由もあるのだろうけど、横寺くんの場合は自分が変態だという自覚があるから、こんな自分がモテるわけないという想いが無意識下であるんじゃないかな。だとしても、女の子の好意はもっとはっきりした形で報われて欲しいなあ。

今までは「本音をぶつければなんとかなる」というスタンスだったのが小豆梓問題を経て変わりつつある。主人公に関わる伏線も張られたみたいだし、次巻で物語がどう動くか非常に楽しみ。



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変態王子と笑わない猫。2/さがら総

恵方巻き


今日は2月3日なので節分ですね。
節分と言えば恵方巻き。しかし実家に住んでたころは恵方巻きを食べる風習なんてなかったんですが、どうも恵方巻きの発祥って大阪らしいではありませんか。
それを知ってからは、大阪に住んでいるんだからと食べるようになりました。もちろん今日も食べましたよ。
ところでスーパーなどに行くと長くて筒状のもの、たとえばロールケーキなどもこれ見よがしに宣伝されてるわけですが、それはどうなんだろうと首を捻ります。
ところがですね。なんと恵方巻きって元々は、商業的に業者さんが販売促進を目的に生み出した風習らしいんですよ。言葉は悪いですが、そういう俗物的な理由があったんだと驚きましたね。
商売が根幹にあるなら、ロールケーキなどが宣伝されるのも仕方ないかなーと思いました。

今日はそれ以外に特にすることはなく、本読んだり執筆してたりしてたんですが、『戦闘破壊学園ダンゲロス』が非常に面白いです。
あまりの面白さに夢中で他のことに手がつきませんでした。
残り200Pほど。明日には読み終わりたいです。






変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)
さがら 総 カントク

メディアファクトリー 2011-01-21
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「……いくら送ってもらっても、先輩がずっといてくれるわけではありません。いつか必ず帰らないといけなくなるではないですか」
「それはそうかもしれないけどさ……」
「――中途半端に近づいたぶんだけ、辛くなることもあるですよ」



――あらすじ――
夏が終わる。十六歳のたった一度きりの夏が。いったいぼくは何をして過ごした というのだろう? 大いに焦る横寺陽人は、今日も今日とて空回り。月子に振ら れ、小豆に振られ、ポン太に振られ――自宅までも消滅した! なんで? どうし て? どういうこと!? 雷雨のなかにひとり、なにもかも喪って、どこに行くあ てすらもない。「それなら先輩。今夜は、わたしの家に泊まるですか」「あ、う ん。うん?」……夏の終わりの台風日和。最後の最後に、最高のホームランイベン トが待っていた! 風呂場の裸。縛られる布団。落ちる手錠。破られる衣服。そ して――土蔵に潜む猫? 早くも人気沸騰の爽やか系変態青春ラブコメ第二弾! バイバイ、ぼくの初めて――


――感想――
待望の変態主人公による変態小説第2弾!

第1巻がレーベル史上、初動売り上げNo.1という華々しい記録とともに衝撃のデビューを果たしたさがら総先生の『変態王子と笑わない猫。』の最新刊がついに登場。
待っていた人も多いのでないでしょうか。かく言う私もその一人なのですが、発売にあたって読ませてもらいました。

いやはや、なんだこれ面白い。予想の斜め上を行く面白さだった。
何が予想の斜め上を行ってるかって、とにかく読者を堂々と裏切ってる感じがすごい。
まず大前提として表紙に裏切られてます。
個人的にはさ、小豆が好きだから表紙がネットで公開されたときはテンション上がったんだけど、軽く裏切られた。
今回は鋼鉄の王のターンでした。
小豆は残念ながら蚊帳の外。まったく関わってないわけじゃないけど、いてもいなくてもたぶん物語に支障をきたさないぐらいの位置。
それでも登場したこと自体はすごく嬉しかったけど。

あ、もう一度言います。
今回は鋼鉄の王のターンです。

読む前に挿絵確認して薄々は気づいてたけど、予想をはるかに超えて王様がフューチャーされてます。
そしてどうしたわけかとても可愛らしい。え、誰この人?
前巻の感想記事でも書きましたが、頭の弱いキャラって好きなんです。
今回は王様のそんな一面が様々な角度から描写されていて、どんどん女の子らしくなっていく。あの鋼鉄の王が。
なるにあのゲートのくだりで正直アウトだったかもしれない。あれはいかんですよ。前巻のラストで見せた輝きにもしやとは思っていたけど、ここまで盛大に光り輝くとは。
思えば最後の最後でいいところを持って行ってるのっていつも王様だよね? 前巻も、今巻も。
今巻がどうだったかは自分で目でお確かめあれ。正直何人か悶死するんじゃないかと思う。

とは言え、今回焦点が当てられていたのは鋼鉄の王だけでなく月子もそうである。
言うなれば筒隠姉妹に焦点が当てられていた。

終始筒隠家で物語が進む展開ではあるけど、その中で見えてくる姉妹二人の悩みと苦しみと、そして悲しみ。
それぞれ違う形で気丈に振る舞う姉妹。
でも心の中には常に寂しさを溜め込んでいて、それでもお互いに心配かけまいと表には出そうとしない。
その所為で気持ちが擦れ違うこともあって、今回みたいな事件に至ってしまう。
丘の上の笑わない猫像よりも厄介な筒隠家の笑わない猫像。その猫像にかけられた願いの裏側に潜む筒隠姉妹の悲しみを垣間見た変態王子は何を思うのか。

つまりまぁ、今回はそんなお話なのですが。
横寺くんの家の息子さんは相変わらずやってくれますよ。
前巻で羞恥心を失っているので変態度が急上昇。なのに爽やかなところがまさに王子。
陸上部での疎まれ具合は別としても、筋を通すところはしっかり通すから、やっぱりカッコいいなーと。ん? これカッコいいと認めちゃっていのかな?

主人公がカッコいいなら、ヒロインsは可愛いわけですが。
今回もカントクさんの素敵なイラストが相乗効果となって魅力が倍増しています。
月子の料理とTシャツ。
小豆の束縛願望とよしよし。
小動物的な仕草が似合う月子はもちろん、途中参加でありながら魅力を振り撒く小豆も可愛らしい。
けれど前述した通り、問題は鋼鉄の王だよ。二人を追い抜いて独走というより、一人だけコースを外れて走ってる可愛さ、と言ってもわからないかな。うん、読んだらわかる。
「フー」とか、ただそれだけでここまで破壊力を発揮できるのはすごい。

総合的に見て、お約束と意表を突くバランスが絶妙なんだよな。
そのどちらも読者の眼鏡にかなう効用をもたらすから感心してしまう。上からで申し訳ないけれど。
これは本の向こう側にしっかりと読者の姿を意識できてる証拠だろうね。
しかしこれほど、ヒロインの好みが分かれる作品も滅多にないんじゃなかろうか。
そんな中私は、「このキャラの作りとか萌えの見せ方とか絶対に勉強になる」とか思ってました。夢がなくてごめんなさい。

忘れてはいけないのが、この小説がただのキャラ小説ではないこと。
前巻の感想でも述べたけど、テーマが一貫していて伝えたいことがわかりやすい。私はその点がこの本の大きな評価点なんだと思っている。
物語の中心に強固な芯が一本通っているから、ちょっとやそっとじゃぶれることがない。主人公が変態であったりと個性が強いキャラが多数いるにもかかわらず、彼らを遊ばせてもストーリーラインが枠組みからはみ出ない。ちょうど滑走路を走行する飛行機のように。
新人賞を目指す身としては見習いたい点である。

そんなこんなで非常に面白かった最新刊。早くも次巻が待ち遠しいです。
あとがきによると次巻は『小豆梓の逆襲』らしいので余計。
ラブコメでここまで素直に好きだと公言できる作品は久しぶりなので、自分でもなんだか嬉しかったり。
ともかく大注目のシリーズとなりました。まだ読んでない方は今読んでおくべきですよ。このシリーズは間違いなく人気作となります。
ではでは。

ヘンティカヘンタイ!



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プラザ合意


今日大学の講義で知りましたが、プラザ合意って20分で決議されたらしいですね。
そもそもプラザ合意というのは、1985年に、アメリカがニューヨークのプラザホテルにG5を集めて、ドル高是正のために「ドル売りやがれー」と呼びかけた声明なわけですが、そんなものが20分で決議されるわけがない。
で、教授の話によると、このプラザ合意以前にすでに大方の話はついていたみたいで、決議されたのが1985年のプラザホテルで行われた会議だったから『プラザ合意』と名前をつけているだけだそうです。
いやぁー、ビックリです。さも重要そうな歴史の出来事って、裏を漁ってみると意外と大したことのない事実が浮き彫りになったりするものなんですよね。歴史が好きというわけではありませんが、こういう部分は面白いと思います。

センター試験が近いのでこんな話題にしてみましたが。
が。
こんな知識センター試験にはなんの役にも立ちません。ごめんなさい、高校生のみなさん。

大学繋がりではありませんがついでに。
再来週から大学の方でもテストが始まります。
ブログの更新率は今のままを維持できたらいいのですが……さてどうなるやら。
トホホのホ。






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 底辺なら、最底辺なら、あとはあがるだけしかない。これ以上は落ちようがない。
 ――よし。やろう。
 俺は、こんなところで負けていられないのだから。



――あらすじ――
女性にしか反応しない兵器「インフィニット・ストラトス」(IS)の操縦者を育成するための学校・IS学園。そこでは世界各国から集められた少女たちが候補生としての勉強に日々励んでいる―はずなのだが、男なのになぜかISを起動させることができた織斑一夏は、この学校に強制入学させられてしまう。当然、彼の周囲には女の子ばかり。「世界で唯一ISを使える男」である一夏に、彼女たちは興味津々。幼なじみの篠ノ之箒をはじめとしたクラスメイト(少女限定)に囲まれた、一夏の波瀾万丈のスクールライフが始まる!?期待の新鋭が贈る、学園疾走アクションラブコメディ。


――感想――
GOSICKに続き、アニメ化を記念して読んでみた。

感想を一言で述べるなら「ふーん」という感じ。
至ってラノベ。ここまでラノベらしいラノベを読んだのも久しぶりかもしれない。やはり戦闘シーンがある分、アニメの方が面白かったなー。
ラノベを読むんだ! って気概で挑むと割と楽しめるとは思う。あと、ハーレム系が好きな人には大ヒットかも。ニヤニヤしてしまう要素は多量にあったから。

特別悪いところがあったわけではない。けれど、敢えて提示するほどの良いところがあったわけでもない。
ヒロインたちは可愛いけど、これぐらいの可愛さのヒロインなら他作品にいっぱいいる。
悪く言ってしまうと、テンプレ。主人公の一夏も安心の鈍感仕様だし。

そもそも設定からして無理がある。ISは女性にしか使えないってなんだよそれ。
その設定のおかげで、男性で唯一ISを操縦できた一夏のハーレムが築かれてるわけだけど、さすがにおいおいと。
別にハーレムものが嫌いなわけじゃない。男なら少なからずそういう幻想は抱くものだし、それを叶えるのがラノベなのだから、ラノベを読んでいる以上言い逃れをするつもりはない。
でもだからと言って、なんでもかんでもハーレムにすれば喜ぶと思ったら大間違い。
作者は『IS=女性にしか使えないロボット』という設定を駆使して、自然にハーレムの構図を作り上げてるつもりなのかもしれないけど、ISがなんで女性にしか使えないのか説明がないから納得できるわけがない。納得のいく理由がないなら、ハーレムは作者のただの自己満に成り下がる。

あと、キャラや設定云々よりももっと根本的な部分で目につくもの。
それは地の文。
なんでこんなにも不要なネタや比喩表現を組み入れてくるの?
作者が、自分の知識を必死に披露してる感じがなんか痛々しい。地の文でそんな無理矢理登場させる必要ないだろうよ。

ただなぁ……ロボットものは好きなんだ、私。
だから胸が熱くなる部分も確かにあるわけで。
あと、重装備した女の子が戦う創作物も好きなんだよ。
ところどことでツボは突いているのに残念だなぁ。

せっかくヒロインがいっぱいいるのでお気に入りの子を挙げておくと、まぁ、セシリアお嬢様ですかね。
元気いっぱいの鈴もいいけど、普通に女性として魅力があるのはセシリアだと思う。価値観と言うか、思考ルーティンが。
惚れ方が強引ではあったけど、惚れたあとの行動が誰よりも合理的。一番マシな動き方だと思う。
箒は正統派すぎて逆に機械的。人間味が薄いんだよね。
セシリアみたいな人間もそりゃいないけど、まだ人間臭さが感じられるし。
それよりも箒は名前をどうにかしてあげた方がいいのでは?

久しぶりに否定的な感想を書いたけど、嫌いではないんだよなー。そこが自分でも不思議。
積極的に読もうと思う作品でないことは確か。
でも原作2巻まで持ってるんで、とりあえず2巻までは読んでみる。
まぁ、ゆるりとアニメを楽しみますよ。


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IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)
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IS <インフィニット・ストラトス> 5 (MF文庫J)
IS〈インフィニット・ストラトス〉⑥ (MF文庫J)
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僕は友達が少ない5/平坂読

寒いですね。


そうですね。

家の中でどこが一番落ち着くかと聞かれれば、布団の中と即答するぐらいには布団が大好きです。
ベッドの上じゃなくて、布団の中ね。これ大事。
つまり、布団に包まれていれば場所は問わないということ。
それってもう、家の中で一番落ち着く場所って質問の答えとして成立してないんじゃないの? とか考えついてしまったところで、そういえば昔布団から出るのを嫌がるあるサラリーマンが、布団を着用したまま出社するって漫画を読んだことを思い出した。
まさに私の趣味嗜好と合致した漫画作品だったわけです。
確かそのサラリーマンが布団出社を続けていると、布団スタイルがあれよあれよと世に広まって、サラリーマンは有名人になったという話だった気がする。でも有名人になった当の本人はそのことにまったく無自覚で、季節が春を迎えたある日、世が布団スタイルで賑わっているにも関わらず、温かくなったからといって躊躇いなく布団を引き剥がしちゃうところが面白かったなぁ。

そういえば、最近話題になっている例の条例。
悪影響で言うならこの漫画も規制の対象だよな。なんたって、漫画の中で実際に世間の人々が布団スタイルに影響されちゃってるんだから。


僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)
平坂 読 ブリキ

メディアファクトリー 2010-11-20
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「それに……」
 夜空はちらりと俺のほうに視線を向けた。
 …………?

「友達がいないヘタレヤンキーなら、現実で間に合ってるからな!」



――あらすじ――
ある日父・隼人から電話でよくわからない話を聞かされて驚く羽瀬川小鷹だったが、星奈にそれとなく確認してみたところ、彼女のほうは特に変わった様子もない。一応気にはなりつつも、隣人部ではいつものように残念な部員たちとの騒がしい日々が続いていく。遊園地に行ったり温泉に行ったり昨今の娯楽業界を取り巻く情勢的に危険な領域に行ったり、いろんなところにGO(5巻だけに)! 隣人部の人間関係にも変化がおとずれる、はいてもいるしはいてなくもあり、ついているようでついてない、大人気残念系青春ラブコメディ、変化と原点回帰の二学期編突入!


――感想――
お馴染み残念系ライトノベルの代表格、『はがない』の最新刊です。

帯を見て思ったけど、はがないもついにジャンプ進出か。
この本のどこに『友情・努力・勝利』があるのか甚だ疑問だけど(特に『友情』)、SQだから気にするなということですな。まだ読んでないが、平坂先生が原作務めてるんだっけ? 星奈がメインらしいから気になると言えば気になる。
そういえばAmazonでも一時期ランキング1位になってたよね。なんのランキングだったかは忘れたけど。
最近人気だよねぇ。さすがこのラノ2位。

今回の表紙は幸村・理科の後輩二人組。そして小鷹は毛。1巻の全体像から随分とコンパクトになっっちゃって……涙が出てきそうです。
これで隣人部メンバーは出揃ったわけだが、次巻からはまた夜空に戻るのか。それとも隣人部以外の既存のキャラか、新キャラとかかな。
ちなみに二人組という構図は全員もうあるんだよね。今月号の月刊アライブの表紙が夜空と星奈で、その付録にマリアと小鳩が表紙の掛け替えカバーがついてるから。

表紙が後輩コンビなだけあって、幸村と理科がメインで話題になるこの5巻。
全体的にはいつも通りのはがないなので、いつも通りの面白さだと思ってもらって大丈夫でしょう。
今までの認識をひっくり返すようなとんでも展開があったりもしますが、それはそれ。それについても、いつも通りの短編集なので、各話ごとの感想で触れていきましょう。

どうでもいいけど、特典のポストカードを気に入ってます。


父との電話

驚愕の終わり方を迎えた前巻の続き。
衝撃的な父からの電話の内容の、その後のやり取りが描かれている。が、読者としては事実がどうなのか気になるところなのに、この話題はあっさりと流されて少し拍子抜け。
父親との会話が描かれたのはこれが初めてかな? 父親はただの親バカでした。

遊園地~お誘い編~

星奈が小鳩を遊園地に誘うという話。
小鳩に対する星奈の変態度がリミッター解除されてるけど、可愛いからいっか。しかし普通にドン引きレベルだな。
でまぁ、成り行きで隣人部メンバーで出かけようということになる。

遊園地~ブラックドラゴン編~

内容云々より、ブリキさんの本気を目の当たりにできたことに感謝したい。
ジェットコースターの挿絵は色々なものを通り越して芸術もの。三者三様と言うべきか十人十色と言うべきか。それぞれの個性が表れた表情が堪らないです。

もちろん内容も面白い。今回で一番面白かったかもしれない。
ジェットコースター搭乗時のそれぞれの本音にはつい頬が緩んでニヤニヤしてしまうなぁ。
この辺りから理科がどうしようもない。

遊園地~アシュタロス編~

もとい小鳩の邪気眼、星奈のツンデレ発動編。
星奈が小鳩の好きなアニメ『鉄の死霊術師』の着ぐるみショーに小鳩を誘うという話。
元々星奈はこのショーに小鳩を連れて行くことを目的としてたわけだけど、まぁ星奈と二人きりなんて小鳩はもちろん嫌なわけで。でもあんちゃんが一緒なら大丈夫!
というわけで小鷹・星奈・小鳩の三人で着ぐるみショーを見に行くことに。

ここでも星奈は残念さをアピールしまくりんぐ。中学生の小鳩に駄目だしされてる姿が痛々しい。でも可愛いk(ry
残念さで言えば小鳩も負けてない。
スタッフ側からしてもこんな子供嫌だろうなぁ。
そういえば小鳩と黒猫って年齢的にひとつしか違わないのか。いや、今の時点ではふたつかな。特に深い意味はありませんが。

遊園地~リバース編~

リバースと言えばアレですよ、アレ。
懲りずに夜空と星奈がいがみ合いを始め、ふたりだけでまたブラックドラゴンに乗ることになり、それ以外のメンバーは他のアトラクションを楽しむことに。

ラストのイラストにすべてが集約されてる話。

温泉

今回で最も衝撃的で、個人的に不満が残る話。
えー、幸村……えー……。
これは最初からそういう設定だったの?
そもそも私は男の娘というものがあまり好きではない。バカテスの秀吉にも大して愛着湧かないし。それでも幸村は男の娘というキャラ抜きで好きだったのに。男の娘でもいいから、すべて含めて幸村という人物が好きだったのに。
こっちの方が現実的なのわかる。理解はできる。でも納得がいくかというと、それはまた別の話。

んーんーんー。(←胸の内のもやもやを言葉にできないでいる)

ついてない話

夜空可愛いよ、夜空。
もうこうなったら夜空と星奈に縋るしかない。
でも本当に、強敵になったね、幸村。夜空が焦るのもわかる。
正真正銘、ついてないね。

二学期開始

そういえばまだ二学期だった。
まず1巻からまったく時間が進んでないことに驚いたよ。

でまぁ、またもや星奈がテストの点数勝負を夜空に挑もうとするのだけど、前回の教訓からまったく相手にしようとしない夜空。星奈なんか必死さのあまり言ってること無茶苦茶だし。
アレだなー。星奈、夜空好きすぎだろー。

執事

夜空に担がれて『しんのおとこ』になるためメイドに次いで執事の格好をし始める幸村。
ここでも幸村を脅威に感じる夜空の本心が見え隠れしてニヤニヤしてしまう。
そしてまさかの『まよチキ』ネタ。
平坂先生やめてあげて! 後輩さんが可哀想だ!

乙女ゲヱの世界にようこそ

乙女ゲーを馬鹿にする夜空に、理科が実際にプレイさせて、クソゲーかどうか評価を下してもらおうって話。
私もてっきり乙女ゲーってBL的なものかと勘違いしてた。へー、勉強になった。どこで披露する知識かはさておき。

夜空、星奈、幸村、理科の好みの男性のタイプが全員一致でとある人物を示してて、なんかこう、背筋がむず痒かった。
でも当の本人が朴念仁だからなぁ。彼女より友達欲しいとか思っちゃってる人だから。
だからこそ不憫なのが理科。
以前からも度々髪形を変えてて、今回も事あるごとに新しい髪形を披露してるのだけど、まったく小鷹に触れられなくて欲求不満状態。最終的に自分で言ってしまう始末だし。気づいてなわけじゃないんだけどね、小鷹だから。
理科は随分女の子らしくなったと思う。コンタクトにしたりと、アピールの仕方が健気で良い。
今巻で理科に対する好感度がぐっと上昇した。

タイムマシン

なにこの夢のあるタイトル、って思ったけど、ある程度中身は予想できたよ。
またまた次が気になる幕引きでした。
もうお馴染みになってるね。


総評。
今回はとにかく夜空と理科が輝いてた。
理科の健気さは結構好きなんだけど、報われないよなぁ。夜空は幸村の快進撃に戸惑ったり、乙女ゲーを通して小鷹にアピールしたりと、いつもクールだからこそ可愛い。
幸村については、それでもまだ好きだというのが結論。元々の人間性を気に入ってますから。
感想書いててつくづく思ったけど、本当に中身ないよなぁ。いや、この作品はこれで良いんだけど。
毎回変わらず残念だから、「残念だった」と馬鹿のひとつ覚えのように何度も書き続けるのも、なんか面白味に欠けるし。ある意味、感想書く側からすると辛い作品なのかもしれない。

思わせぶりなラストから次回はどう動くのか。
前巻のあの終わり方の割に今回は星奈の影はが薄かったから、次巻ではサービスしてほしいなぁ、なんて。
まぁ、それよりも気になるのは、小鷹の表紙での扱いだけど。
奇をてらって小鷹が表紙という、何段飛ばしか測定不能な出世も可能性としてはなきにしもあらず。
期待してます。



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Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
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