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バッカーノ!The Rolling Bootlegs/成田良悟

幻想殺しの少年の気持ちが分かった日


今日は大学の友人と近くの友人とバドミントンをする予定でした。
しかし、朝起きてみると時間はもうお昼の12時!集合は13時の予定でした。
まだ余裕はあるものの少し焦る私。
しかも、昨日お風呂に入らず寝てしまったことを思い出しました。
慌ててお風呂に入り、まずシャワーを浴び、お湯を止めて身体を洗うことにしました。そこまでは良かったのです。
しかし、石鹸の泡を洗い流そうと再び蛇口をひねってみると・・・・・・

あれ、水が出ない・・・・・・

再び焦る私。尋常じゃないぐらい焦りました。
なんで?断水のお知らせなんか来てなかったはず。
以前にも一度マンション周辺の工事の関係で断水になったことがあるのですが、その時はちゃんとお知らせが来てました。
じゃあなんで?もしかして水道止められた?
そんなはずはありません。水道代はしっかりと払ってますし、例え滞納してたのだとしても、何の警告も無しにいきなり止めるはずがありません。
いろいろ考えましたが、結局断水だろうと納得しました。だとしたら、なんとタイミングの悪いことか!
己の不幸を呪いましたが、すぐに気を取り直しました。
それよりも、今はこの状況をどうするかです。
このままでは遅れるので、仕方なくバスタオルでそのまま泡を拭きとりました。
そして、急いで支度をして集合場所へ直行!

2,3分遅れましたが、まだ許容範囲でしょう。
少し安心した私は、自転車を駐輪場へ持って行きました。
その時携帯が鳴りました。おそらく友人だろうと予想をして画面を見ると、予想通り友人からのメールでした。
「今どこ?」的な内容だろうと思い、メールの中身を確認すると、そこには・・・・・・

「コートが取れなかったので今日は中止します。」

あれ、目がかすんで画面が見えないや・・・
とはなりませんでしたが、思わず携帯を落としそうにはなりました。
結局、すぐに帰宅した私は、水道の蛇口をひねってみました。
すると水がドバドバ出てきます。どうやら本当に断水だったようです。

ハァ・・・今日は疲れた。


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成田 良悟

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「・・・捕まえたチンピラが脱獄して、ホウムズが撃ち殺される・・・・・・そんな話、コナン・ドイルは書かなかった・・・・・・書いてないんだよ」
「・・・アイザック・・・?」
「やっぱさ・・・・・・つまんないからだと思うんだよ。ホウムズが好きな読者が、悲しむからだと思うんだよ。殺されるんだったら、モリアーティーみたいな終生のライバルとかさ、そんなんじゃなきゃダメなんだよ・・・・・・あいつらは、そんな器じゃない。そうだろ?ミリア」
「・・・・・・うん」
無茶な論理だが、彼なりに必死なのだろう。自分を奮い立たせる、その言葉を探す為に。
「俺達のヒーロー・・・いや・・・ヒロインにさ・・・・・・恩返し、しなきゃいけないと思うんだ。なあミリア・・・もう俺達、どう足掻いてもいい人にはなれないかもしれないけど・・・せめて、エニスは・・・・・・」
「絶対助けなきゃ駄目ッ!」



――あらすじ――
禁酒法時代、ニューヨーク。裏組織“カモッラ”は重要な儀式を数日後に控えていた。泥棒カップルはグランド・セントラル・ステーションに着いたばかりだった。マフィアの三兄弟はちょっとした問題を抱えていた。チンピラの少年は思い通りにならない現実にムカついていた。職務に忠実な警部補はそんな彼らを疎ましく思っていた。そして、錬金術師の野望は200年を経て、未だついえる事はなかった。彼らはまだ、互いに関わりの無い者同士であった。このマンハッタンに“不死の酒”が蘇るまでは―。第9回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作。


――感想――
成田良悟ここにアリ!!
成田先生のまさしく原点と言える作品。
私は、成田先生の作品は「デュラララ!!」から入ったのですが、やはりこちらを先に読んでおくべきでした。
こちらを読んだ後で「デュラララ!!」を読んでいれば、また違った感想をもっていたかもしれません。

それにしても、不老不死とはまたぶっ飛んだ設定ですね。
しかし、不思議と物語の内容はぶっ飛んではおらず、むしろかなり現実的?
舞台は1930年代のアメリカ。特に変わったところはありません。
確かに「不死者」などが登場するのですが、なぜかしっくりときます。
禁酒法とその背景を上手く使っているなぁという内容。

また、その時代に生きる登場人物たちがとても魅力的!
私は、成田先生の生み出すキャラクターたちが大好きです。
特に今回のお気に入りはアイザックとミリアという泥棒バカップル。
この2人の底抜けの明るさは羨ましいですね。
成田先生はあとがきで読者のお気に入りのキャラクターを主人公にして書いていましたが。
間違いなくこの2人が私の中の主人公です。

本書はエピローグから始まるという奇抜な形をとっているのですが、場面移動が多いためか物語は比較的ゆっくり進みます。
と思いきや、後半は一気に物語が加速。
全く関係ないとい思っていた登場人物たちのそれぞれの物語が歯車のようにひとつに噛み合っていく様は読んでいて圧巻です。もはや爽快でもあります。

全く文句のつけどころがない本作品。次巻ももちろん読みます。


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つかボン

Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
コメントなどはお気軽に。
どうぞよろしくお願いします。

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