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探偵・花咲太郎は覆さない/入間人間

ようやく完結! 化物語


ちょっと遅いけど、先日公式サイトの方で化物語最終話が公開されたね。
二度のDVD発売延期でいろいろと不満もあっただろうけど、待っただけの甲斐はあった出来だった。
映像レベルが半端ない! そしてまとめ方も非常に鮮やか!
思い返してみると、アニメ化物語は原作に劣らない質を誇ってたよな。

その原作はまだ終わりを迎えず、DVD最終巻が発売する7/28に『猫物語 黒』を同時発売するとのこと。
さらにさらに!
初秋にはアニメ化物語のコンプリートガイドが発売すらしい!
これは買うっきゃないっしょ!
それにしてもこのコンプリートガイド。内容の充実度が素晴らしい。
詳しくは講談社BOXの公式ページで確認して見てください。
http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/topics/nishio/


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入間 人間

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「あたしの周りって、いっぱい人が死ぬ見たい。何となく、いっぱい死ぬの」
「名探偵体質なんだね」
「それでもろりこんはあたしのことが好きとか言えるの?」
「そりゃ当然。君はぼくのお姫様だからね」



――あらすじ――
「あの人が犯人よ」「どうして言い切れる?」「何となくよ。だから頑張って、この事件を解決して」「それは無理」「どうして」「今日も迷える子犬を捜索しないといけないからだ」ぼくの名前は花咲太郎。探偵兼ロリコンだ(いや逆か?)。犬猫探しが専門で、今日もその捜索に明け暮れている。…はずなのだが最近、殺人事件ホイホイの美少女・トウキのおかげで、望まない大事件がぼくに向かって顔見せ中。ヤメテー。『閃かない探偵』のぼくにできることなんて、たかがしれてるんだけどなぁ。


――感想――
私の今の生活も覆って、水槽の向こう側に移ったなら、人生の見え方とか変わってくるのかなぁ。

今日はちょっと風邪気味で体がダルいので、感想短めで。
どうでもいいけど、最近私の周りで風が蔓延している。
私はまだ喉が痛い程度だからマシな方だけど、酷い人は熱が出たりしてるらしい。こわいこわい。
悪性の強い菌みたいだから気をつけないと。

それでは各話ごとに紹介をー。


『エニグマ作戦』
木曽川登場。もうそれだけで何だか嬉しい。
タローくんと木曽川の絡みが高度で面白いんだよなぁ。
殺し屋のくせに探偵であるタローくんと仲良くしたりするけど、油断して背中を見せようものなら一突きで命を奪われかねない危うさも兼ね備えているから、木曽川という人物は掴みどころがないんだよな。

今回も特に閃くことなく事件終了、と。

『双子ペット事件』
今巻で一番のミステリー担当話かな。
半分の真相には気づけたけど、もう半分は虚を突かれた。
まぁ、半分は真実が曖昧なまま終幕を遂げてしまったのだけど。でも、それがいい。
真実を突き付けられたときのタローくんの様子は印象的だったなぁ。

エリオットがいい味だしてた話。

『この電車の行く先で』
短い割に中身の濃い話。
確かに人間って自分と関係のない人の死には無関心だよな。
でも、それを堂々と宣告されたら、どうなるかは不明。

矢印の話が深い……。

『花咲太郎は覆さない』
タローくんとトウキの出会いの話。
今巻ではメインの役割かな。
「ろりこんなの?」と聞かれて、公然と肯定できるタローくんにマジ惚れです。
事件に関しては特に特異性はないけど、いわゆるタローくんがトウキと出会ったことで『表側』から『裏側』へ覆った瞬間だったんだと思う。

タローくんの魅力が全開!

『水槽の向こう側』
木曽川がなぁ。木曽川がよぉ。
マジ大好きだ!!!
タローくんの次は自分だとばかりに、木曽川の魅力全開な話。
木曽川の殺し屋としての本質がここにきて垣間見えた。

「あー、怖かった」

このシーンで私も一緒に泣きそうになった。
木曽川が殺し屋をする理由。
ほんの、本当にほんのちょっとだけど。
その一端を掴めた気がする。

「やっぱり探偵って素敵だぜ。事件を解決した後に感謝されるんだからさ」

この一言に、木曽川だから出せるこの切なさに、脳髄が痺れた。陶酔と言ってもいい。
木曽川は間違いなくベスト5には入る私のお気に入りキャラだ。

SOSの猿読みてー。

エピローグ『立方体の愛情』
とりあえずトウキが可愛い話。
いや、簡潔に纏めるとだけどね?
……冗談はさておき。
『表側』から『裏側』へ覆った後でも、その日常を受け入れて、さらにはその日常がいつまでも続いてほしいと願うタローくんは、やっぱりタローくんなんだなって思った。
意味不明でこぺんなさい。
そして相変わらず締めが秀逸だねー。この収束感に快感すら覚え始めたよ。


総括。
このシリーズいいよ。やばいよ。
みーまのような狂気も電波女のような青春もないけど、私たちが生きる現実の中で、手を伸ばせば届きそうな位置にあって、同じ地面を歩いている感じが実にいい。
もし目に見えないところに夢と理想があるなら、目に見える範囲には厳しい現実じゃなくて、この作品のように一挙一動でいくらでも優しくなる物語が転がっていたら良いなと思う。

次巻にも期待です。……出るよね?



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Comments

つかボンさん、こんばんは。
化物語観てきました・・・クオリティ高ぇぇぇ!!
原作の西尾維新のセンスも相当ですが、アニメのセンスもハンパないですね。
最後まで楽しませてもらいました。傑作をありがとう。

タロー君シリーズ2作目読まれましたか~
面白いですよね。みーまーにも電波女にもない独特の雰囲気がいいです。
続刊出てほしいですね。ていうか、出てくれなきゃ困ります!



Posted at 2010.06.29 (03:26) by じたま (URL) | [編集]
化物語…良いアニメでした~DVDも楽しみだw
コンプリートガイドヤバイらしいですね
なんでも320ページあるとか
これは買うっきゃない!3000円までなら出します
出来ることなら偽物語もアニメ化して欲しい…
歯磨きが見たいですw

このシリーズ良いですよね
ぼわ~っとした感じが好きですw
やっぱり入間さんは一般の方が良いなぁ
続編ボクも希望です
Posted at 2010.06.29 (17:25) by tokuP (URL) | [編集]
化物語やばいっすね
でも俺は撫子を愛してる

面白そうですね
一巻は持ってるのですが近くの本屋に
メディアワークス文庫が売ってなくこの巻
買ってないんですよね、早く欲しい
Posted at 2010.06.29 (20:52) by シャモ (URL) | [編集]
化物語はDVD借りて見ました。
原作に劣らずかなり面白いですよね。
WEB配信になってからのは見てないのでまとめて見たいです。
前の配信の分とかも見えるんですかね?

原作の方、ずっと待ってましたよ。
でも次は真宵の話だと思ってたんですけどね。
コンプリートガイドも楽しみです。

タロー君シリーズは続き出るって信じてます。
2巻は少しミステリー風味な感じですよね。
タロー君と木曽川の会話がもう好きすぎる。
早く3巻出て欲しいですね。
Posted at 2010.06.29 (21:29) by 半熟タマゴ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
じたまさん、コメントありがとうございます。

化物語見られましたか。
この作品に関しては、本当に素晴らしいという他ないです。
西尾先生が築いた原作の基盤と、アニメ制作側の技量が合わさってこそ生まれた傑作ですよね。

じたまさんに勧められるままに読みましたが、やはりいいですね。
入間先生の作品の中でもかなり好きな部類に入ります。
ぜひ次巻出てほしい!

tokuPさん、コメントありがとうございます。

私もDVD楽しみです。
最終巻ではおそらく阿良々木くんがキャラコメに登場しますからね。
コンプリートガイドヤバいですよ!
これでもかというぐらい化物語ファンに嬉しい内容となっていますから。
私はいくらであろうと必ず買います!
偽物語もアニメ化して欲しいです。
でも、あの歯磨きのシーンを音声化と映像化するのはなかなか勇気がいりますねw

tokuPさんの言うとおり一般のほうが入間先生の味の深みが滲み出てます。
こういった作品をこれからもどんどん出してほしいですね。
続編は本当に出てほしい。

シャモさん、コメントありがとうございます。

撫子を愛してしまう気持ちは自分にもよく分かります。
でも私は戦場ヶ原ですね。
私はどうも正ヒロインを好いてしまう傾向があるようなので。

非常に面白いですよ。
入間先生の作品の中でもオススメの部類に入ります。
手に入れましたらぜひ読んでみてください。

半熟タマゴさん、コメントありがとうございます。

化物語は原作共々本当に素晴らしいですよね。
web配信もぜひご覧になってみてください。
と言っても、残念ながら以前のやつは見れないみたいです(汗)

私も真宵だと思ったのですが、先に羽川の方でしたね。
どちらにせよ、楽しみではあります。
コンプリートガイドも待ちどおしいです。

一巻に比べると二巻はミステリー味が強かったですね。
とにかく木曽川の出番が多かったので嬉しいです。
センスのある会話が素敵ですよね。
ぜひ続刊出てほしい。
Posted at 2010.06.30 (01:32) by つかボン (URL) | [編集]
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Posted at 2010.06.30 (18:06) by () | [編集]
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。

少し恥ずかしい申し出ではありますが、快く了承させてもらいます。
ぜひお願いします。
Posted at 2010.06.30 (22:39) by つかボン (URL) | [編集]
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つかボン

Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
コメントなどはお気軽に。
どうぞよろしくお願いします。

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