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とある飛空士への恋歌2/犬村小六

地元より愛を込めて、7000HIT御礼!


いつの間にやら7000HITしてた!
みなさん、ありがとうございまーす!

あまり意識してないとHIT数って忘れがちになるなー。
お礼は10000HITのときということなんで用意はしてないんですけど、何かしなきゃなーってどうしても思っちゃうな。いや、もちろん感謝の意は示さなきゃいけないんだけど。
でも、ごめんなさい! 10000HITのときまで待って!
けど、今のまま行くと10000HITのときも、今現在私が予定しているお礼が実行に移せない可能性がある(汗)
困った、困った。

あ、ちなみに今実家に帰省しています。


とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)
犬村 小六 森沢 晴行

小学館 2009-07-17
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 カルエルの寝息がすぐそばにあった。夜なのに彼の睫毛まで判別できた。星空の底は波頭だけが微動していた。あとは星も空も雲も死に絶えたように寝静まっていた。
「わたしを嫌いにならないで」
 クレアは願い事をぽつりと呟いた。
「あなたに嫌われたくない……」



――あらすじ――
―なんて自由なんだろう。クレアの胸は喜びに満ちあふれていた。青空の下、ひとりで自転車をこぎ、カドケス高等学校飛空科の入学式へ向かう。たったそれだけのことがたまらなくうれしい。そして今日は「彼」に逢える…。空の果てを目指し旅立った空飛ぶ島イスラで、カルエルたちの新生活がはじまった。各国から選抜された個性的なクラスメイトたちと、彼らとの和気藹々な寮生活。そして飛空訓練。意を決し、クレアにペアを申し出たカルエルだったが―。希望と不安の狭間でゆれるふたつの鼓動。回り出す運命の歯車。待望の続刊。


――感想――
ロマン、友情、恋愛が果てしなき空で交錯する飛空士たちの物語第2弾。

おもしれー。これは面白い。予想をはるかに凌駕する面白さだった。
映画化も決定して人気沸騰中の飛空士シリーズ。
最新刊が発売されるということで続きを急いで読んでみたけど、ロミオとジュリエットを意識しているというだけあって、舞台を鑑賞している感覚に似ていた。

人物背景とそれぞれの関係性、幻想的な情景描写に精巧なストーリー。どれをとっても文句の付けどころのない、類希なる完成度の高さに圧倒され、読めたことを感謝してしまうほどに歓喜の気持ちが湧きあがってくる。
改めてシリーズの素晴らしさに驚嘆。

内容は、前回でプロローグが終わり本編にようやく入ったという感じ。
学園の生活が始まり、飛空士見習いとしての日常的な風景が描かれている。
嵐の前の静けさと捉えられなくもないが、一方でカルエル、アリエル、クレアの初々しさ残る絡みや、その中に薄ら輪郭を現し始めた複雑な関係性が徐々に進展していく。

特にカルエルとクレアを見ていると、なんかこう、ずっしりとした何かが胸にわだかまって圧迫されてしまう。たがいに想い合いながらも、決して相容れない運命を背負った二人。クレアは、本人は認めたくなくても、本心がどこかでカルエルの正体に気づき始めている。冷たかった心に初めて温もりをくれたカルエルを失いたくなくて、そんな自分の気持ちを必死に否定するクレアの胸の内を思うと息が詰まりそうになる。『追憶』の感動の再起を促す、こらえようのない切なさが込み上げてきた。

まぁ、今回のメインはおそらくカルエルとクレアなんだろうけど、アリーメンに始まりアリーメンに終わると言っても過言じゃないような。どんだけ美味いんだよって笑ってしまったw
でも、こんな平和な一場面はやっぱりいいよね。あとを考えるとやるせない気持ちになるけど、物語の中では大事な描写だとは思う。個性豊かなクラスメイトたちも出てきて、物語の幅は一層広がっている。
しかしカルエルとアリエルの関係ってどんなんだっけ? 平気で胸に顔を埋めるって、羨まs(ry
アリエルとクレアで読者の好みが分かれそうだよね。私は断然アリエルだけど。

そしてラスト。
正直な話、このラストの一文に比べたら今までの内容が割とどうでもよくなってしまう。それだけファンからすると叫喚ものの展開。
なるほど、ここで繋がりが出てくるのかと、作者の粋な計らいに次巻への期待が高まりました。
早く次巻読まないとな。



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Comments

分かります
確かに意識するの止めたらHIT数って忘れがちですよねw
10000HIT期待してますね~

ホント凄いシリーズです
ボクも4巻に向けて読み返しているんですが1回目より2回目の方が面白くてしょうがないです
やっぱり1度目も面白かったんですが、シリーズなのに『追憶』がちらついていたんだと思います
再読して良かったです

ボクも断然アリー派ですよ
クレアも素晴らしいですが、やっぱりアリーは可愛すぎだと思います
って言うかアリーメン喰いてぇ…

最後の一文は凄いですよね…
やっぱり犬村さんは緩急の付け方が上手いです
ページが進む毎、巻が進む毎に凄まじいことになっていってる気がします
『追憶』という1冊で完璧にまとめてきたと思えば『恋歌』というシリーズで完全に繋げてくる
どっちでも最高のモノ書くって凄すぎます
4巻早く読みたいです
Posted at 2010.08.18 (21:42) by tokuP (URL) | [編集]
やっぱり飛空士は良い作品ですよね~(´ω`)
文章力もあるし、情景描写の使い方がすごいイイ感じ!
『追憶』の映画も楽しみですし、『恋歌』の新刊もすごく楽しみですよねっ!

私もアリーメン食べたいな(笑)
Posted at 2010.08.18 (22:15) by ふぇにあ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
tokuPさん、コメントありがとうございます。

そうですよね。申し訳ないことに本当に忘れちゃうんですよ。
あまり期待しないでーw 実行できるかも危うい状況なので。

tokuPさんは再読なされたのですか。それだとより一層素晴らしさが伝わってきますね。
私も出来れば再読してから4巻に臨みたかったです。

おぉ! tokuPさんもアリーの良さが分かってくれて感激です! というより、アリー派のほうが多いんですかね?
サバサバしてて何かとカルを貶していますが、芯の部分で心から大切に思っているなんて一面が大好きです。
アリーメン本当に食べたいですね。丁度お昼時に読んだのでお腹が大変でしたw

最後の一文にはやれらました。読み終わって一息つきかけたところでの不意打ちでしたからね。興奮が湧きあがってきましたよ。
最後の一文に心を掴まれた読者たちを眺めながら、犬村先生はほくそ笑んでいることでしょう。
tokuPさんはもう4巻読んだみたいですね。私も早く読みたいです。

ふぇにあさん、コメントありがとうございます。

本当に素晴らしい作品だと思います。
犬村先生の力量があってこそ成し得た偉業だと思います。
『追憶』映画化に伴って、個人的には『恋歌』が最終巻を迎えればアニメ化しそうな気がします。
何にせよ楽しみですね。

みーとぅーw
Posted at 2010.08.20 (21:24) by つかボン (URL) | [編集]
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つかボン

Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
コメントなどはお気軽に。
どうぞよろしくお願いします。

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