FC2ブログ

ベン・トー4 花火ちらし寿司305円/アサウラ

人生の意味


最近の私的名言。

『人生の意味はね、ベッドに戻って明日が少しでもいい日であるように願うところにあるんだよ!』

                        ――チャーリー・ブラウン

今日の世界不思議発見はスヌーピー特集だからね。それにならって。
私は子供の頃からスヌーピーが大好きで、小学生の時に漫画を全巻読破したりしました。アメリカンな独特のノリが私の琴線に触れたのでしょうね。
しかし今思い出してみると、これほど人生の格言めいたことを言及している子供向け漫画は他にないんじゃないかなと思います。
先日実家に帰省した時に、ふと思い立って私が集めたリメイク版のスヌーピーの漫画を読み直したのですが、これがまたいろいろと考えさせられまして。小さい頃とは違う視点で読めたのが新鮮でした。
スヌーピーへの愛情がより一層深まりましたね。


ベン・トー 4 花火ちらし寿司305円 (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー 4 花火ちらし寿司305円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
アサウラ 柴乃 櫂人

集英社 2009-07-24
売り上げランキング : 6637

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



「あぁ、気にすんな。アイツの今年の目的は魔導士を越えることだったんだが、いない以上せめて一番強い相手と戦いたいのさ。半額弁当は立ち塞がる者が強ければ強いほどうまくなる」
「ふーん。……しかし、おかしな話だよな。狼とは、半額弁当を喰いたいがために強敵と戦うのか、それとも強敵と戦いがために半額弁当を求めるのか……」
「うまい半額弁当を喰うために、強敵を求めるのさ」



――あらすじ――
半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤をはじめとしたHP同好会は、夏休みを利用した強化合宿に向かう。あえて途中下車し、有名な弁当を現地の社会人と奪いあいつつ、到着した合宿地。そこではある悩みを抱える二人の少女、淡雪えりかと禊萩真希乃に出会うのだが事態はおかしなことに…!?そして今回の合宿の最終目的である至高の半額弁当を手に入れようとする佐藤たちの前に、全国から規格外の力を持つ強敵・難敵が続々現れ…!?花火と共に上がる『狼』たちの咆哮…人々が空を見上げる時、彼らの誇りと命を懸けた戦いが始まる!!庶民派シリアス・ギャグアクション、百花繚乱の第4弾。


――感想――
おい、今何時だと思ってんだ! こんなもん読ませんじゃねぇよ!
ちょっくらスーパーで弁当買ってくる!

おもしれー。
これ以外に感想が出てこないほど面白さをぐぐっと凝縮した一冊だった。
ギャグ、バトル描写、味覚表現、どれも毎度のごとくセンスは光っているけど、何よりも面白い。
安易な表現だけどこれが一番しっくりくる。
私たち読者が本に何を求めるかといえば、もちろん「面白さ」であって、ならいくつもの言葉並べるより「面白い」と一言言い切ったほうが芯に来ると思うんだ。
……感想を書く側としてこの考え方はどうなんだろうねぇ。

シリーズ通して同じような感想しか書けないんだけどさ、今回ばかりは若干普段と違う印象を受けたかも。『ベン・トー』だけに味付けが変わった感じ? 甘酸っぱさが増したのかな。
言うなれば「青春味」。
淡雪と真希乃の二人の葛藤が、青春特有の甘さと酸っぱさを良い具合に引き立たせていて、いつもとはやっぱり違う要素が混じっていたように思う。

今回も多数の癖のあるキャラが登場したわけだけど、憎めるキャラが一人としていなかった。
例えば二巻のパッドフットのような絶対的な敵がいなかったんだよね。ナックラヴィーにしても愛せるバカだし。
誰もが一様に誇り高き狼であり、目的は違えど決して折れない旗を心に掲げていた。それだけの狼たちが合宿の地に一同に介するというのは、それだけ花火ちらし寿司弁当の持つ意味合いが強かったということなんだろう。

『サラマンダー』とか『大顎』とか、二つ名を持つ実力者が全国から集まって、まさに祭りに相応しい狂乱具合。
最強の『魔導士』と肩を並べるほどの『サラマンダー』はおそらくまた登場の機会があるよね。戦闘シーンの描写はほとんどなかったけど、その僅かな中でも圧倒的な力を持っていることが窺えたし。また洋と相見えるときが楽しみ。

その洋だけど、真希乃との決着のシーンは鳥肌ものだった。間違いなく名シーンだよ。
瞬間を追うようなこれほどの激闘は今までになかった。洋にとっても初めての経験だったわけで、真希乃がどれほど意志の強い狼だったのかが分かりますね。
でもなー、個人的に残念だったんだけどサラリーマンレッドはあれで出番終了なのかな。今回の登場人物の中で何よりも彼が一番だと思うんだ! 洋と通ずるバカさがいい。さいこー。

しかしあれだねー。今回も著莪がいい味出してたね。
洋との関係の描写があったかくてさ、幼馴染として適切な距離感を保ってるなーって。著莪がヒロインになることはないだろうけど、洋の言うとおり、物理的な距離があったってこの二人は何も変わらないよ。うん、著莪いい。
逆に正ヒロインであるはずの槍水先輩の影が薄い……。著莪の印象が強すぎるせいだね。
一巻や二巻の頃に比べれば随分ヒロイン描写が増えてると思うけど、槍水先輩を応援してる私としてはもっと前面に押し出してほしいのです。
え? 白粉? あれは放っとくべき。

この本読んでると弁当も食べたくなるけど、セガもしたくなる。
どれだけ熱意込めて書いてるんだって笑っちゃいますw

さて、買ってきた弁当でも食べようかな。半額ではないけど。



関連商品
ベン・トー 5 北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
ベン・トー 3 国産うなぎ弁当300円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
ベン・トー 2 ザンギ弁当295円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
ベン・トー 5.5 箸休め~燃えよ狼~ (集英社スーパーダッシュ文庫)
ベン・トー サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
by G-Tools


スポンサーサイト



Leave a comment

Private :

Comments

こんばんは~。
ベン・トーまだ1巻だけです・・・
弁当争奪で何冊も書けるのは、才能だと思います。
ただ食後に読まない方がいいかもですね。
また食べたくなるんで・・・
Posted at 2010.08.28 (22:05) by naomatrix (URL) | [編集]
ヨー・サトー、真のジャズm(ry

コレはホント、面白いの一言が最適ですね
それ以外にな、、、あ、あとは「弁当の描写が旨そうで読みながら腹が減る・・・」かな
レッドwwその後が気になる
未だに気になるwww

ヒロイン描写?
増えてますが、、、茶髪だ!茶髪を出せ!!そのすばらしいむn(殴

で、感想読みながら腹減ったので弁当を買いにノ
とそこで僕は気づいた。6巻買うの忘れた、と。
Posted at 2010.08.28 (22:57) by rove (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
naomatrixさん、コメントありがとうございます。

このシリーズは本当に面白いのでぜひ二巻も! 二巻は著莪登場回でもありますしね。
本当に才能ですよねー。ちゃんとまとまった話を書けるのが凄いと思います。
食事前はもちろんですが、食後も危険です。
でも私は、このシリーズを読んだときは弁当を買うことにしていますw

roveさん、コメントありがとうございます。

ギャグのキレの良さとか、迫真の戦闘描写とか、roveさんの言うとおり味覚表現とか素晴らしいところはあるんですけど、とにかく「面白い」を突き詰めた作品なんですよね。
それ以外に表現すると逆に味が落ちちゃうかなと。
レッドは再登場を切に願っていますw

そういえば茶髪の存在を忘れてました!
そうだ! 茶髪を出せ! 実り実った豊かなm(ry

私はガチで買いに行っちゃいましたw
なんと! それはえらいこっちゃですよ! 早く買いに行かねば!
Posted at 2010.08.29 (13:27) by つかボン (URL) | [編集]
あぁ~腹減った~。
と食欲に忠実なaskがやってきました。

甘いですね。スーパー? コンビニを舐め切ってはないでしょうか。
確かに原作をリスペクトするものとして、傍らにスーパー半額弁当を置いておくのは至極当然。
しかし、狼たちは日々進化しているのです!つまりそれを追いかける私たちも、変化を加えるべき。
あえてコンビニ、という発想こそが、真の狼なのです。
ってのは、近くにスーパーの無いaskの戯言。

ちなみに私の名言は『世界には知るべきでないことがあるのですよ、人間』です(キリッ
Posted at 2010.08.29 (15:56) by ask (URL) | [編集]
これ読みました。「夜中に読むな。深夜にスーパーは開いてない」という受け売りを思い出しましたよwww
槍水先輩には盛りを取り戻してほしいものです。先輩キャラ最高!

相互リンクお願いできませんか?こちらはすでに張らせて頂いてます。
Posted at 2010.08.29 (18:49) by FF (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
askさん、コメントありがとうございます。

私も腹減りましたー。でも弁当は高いからもう買えなーい。
誰か助けてー。

コ、コンビニ……。その発想はなかった……。
でも半額弁当はないですよねw しかもコンビニ程度のスペースじゃ大惨事を招くこと必至ですよw

わー、それは名言中の名言ですなー。

FFさん、コメントありがとうございます。

おやおや? 『ファンタジアのファンタジスタ』さんじゃないですか。こんなブログにまたもや足を運んでくれるとは。光栄の極みです。

確かに夜中には読めませんねw 何が悲しくて本を読んだ後に腹の虫と格闘しなきゃならないんだって話ですからねw
私も槍水先輩を応援してますので、せひとも正ヒロインとして輝いてもらいたいです。

あれ? どうやら私のブログでもすでにリンクしてるみたいです。
Posted at 2010.08.29 (23:03) by つかボン (URL) | [編集]
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
04 06
FC2カウンター
ブログランキング

FC2Blog Ranking

応援とか色々
プロフィール

つかボン

Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
コメントなどはお気軽に。
どうぞよろしくお願いします。

MY読書メーター
つかボンさんの読書メーター つかボンの最近読んだ本
検索フォーム
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード