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変態王子と笑わない猫。2/さがら総

恵方巻き


今日は2月3日なので節分ですね。
節分と言えば恵方巻き。しかし実家に住んでたころは恵方巻きを食べる風習なんてなかったんですが、どうも恵方巻きの発祥って大阪らしいではありませんか。
それを知ってからは、大阪に住んでいるんだからと食べるようになりました。もちろん今日も食べましたよ。
ところでスーパーなどに行くと長くて筒状のもの、たとえばロールケーキなどもこれ見よがしに宣伝されてるわけですが、それはどうなんだろうと首を捻ります。
ところがですね。なんと恵方巻きって元々は、商業的に業者さんが販売促進を目的に生み出した風習らしいんですよ。言葉は悪いですが、そういう俗物的な理由があったんだと驚きましたね。
商売が根幹にあるなら、ロールケーキなどが宣伝されるのも仕方ないかなーと思いました。

今日はそれ以外に特にすることはなく、本読んだり執筆してたりしてたんですが、『戦闘破壊学園ダンゲロス』が非常に面白いです。
あまりの面白さに夢中で他のことに手がつきませんでした。
残り200Pほど。明日には読み終わりたいです。






変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)
さがら 総 カントク

メディアファクトリー 2011-01-21
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「……いくら送ってもらっても、先輩がずっといてくれるわけではありません。いつか必ず帰らないといけなくなるではないですか」
「それはそうかもしれないけどさ……」
「――中途半端に近づいたぶんだけ、辛くなることもあるですよ」



――あらすじ――
夏が終わる。十六歳のたった一度きりの夏が。いったいぼくは何をして過ごした というのだろう? 大いに焦る横寺陽人は、今日も今日とて空回り。月子に振ら れ、小豆に振られ、ポン太に振られ――自宅までも消滅した! なんで? どうし て? どういうこと!? 雷雨のなかにひとり、なにもかも喪って、どこに行くあ てすらもない。「それなら先輩。今夜は、わたしの家に泊まるですか」「あ、う ん。うん?」……夏の終わりの台風日和。最後の最後に、最高のホームランイベン トが待っていた! 風呂場の裸。縛られる布団。落ちる手錠。破られる衣服。そ して――土蔵に潜む猫? 早くも人気沸騰の爽やか系変態青春ラブコメ第二弾! バイバイ、ぼくの初めて――


――感想――
待望の変態主人公による変態小説第2弾!

第1巻がレーベル史上、初動売り上げNo.1という華々しい記録とともに衝撃のデビューを果たしたさがら総先生の『変態王子と笑わない猫。』の最新刊がついに登場。
待っていた人も多いのでないでしょうか。かく言う私もその一人なのですが、発売にあたって読ませてもらいました。

いやはや、なんだこれ面白い。予想の斜め上を行く面白さだった。
何が予想の斜め上を行ってるかって、とにかく読者を堂々と裏切ってる感じがすごい。
まず大前提として表紙に裏切られてます。
個人的にはさ、小豆が好きだから表紙がネットで公開されたときはテンション上がったんだけど、軽く裏切られた。
今回は鋼鉄の王のターンでした。
小豆は残念ながら蚊帳の外。まったく関わってないわけじゃないけど、いてもいなくてもたぶん物語に支障をきたさないぐらいの位置。
それでも登場したこと自体はすごく嬉しかったけど。

あ、もう一度言います。
今回は鋼鉄の王のターンです。

読む前に挿絵確認して薄々は気づいてたけど、予想をはるかに超えて王様がフューチャーされてます。
そしてどうしたわけかとても可愛らしい。え、誰この人?
前巻の感想記事でも書きましたが、頭の弱いキャラって好きなんです。
今回は王様のそんな一面が様々な角度から描写されていて、どんどん女の子らしくなっていく。あの鋼鉄の王が。
なるにあのゲートのくだりで正直アウトだったかもしれない。あれはいかんですよ。前巻のラストで見せた輝きにもしやとは思っていたけど、ここまで盛大に光り輝くとは。
思えば最後の最後でいいところを持って行ってるのっていつも王様だよね? 前巻も、今巻も。
今巻がどうだったかは自分で目でお確かめあれ。正直何人か悶死するんじゃないかと思う。

とは言え、今回焦点が当てられていたのは鋼鉄の王だけでなく月子もそうである。
言うなれば筒隠姉妹に焦点が当てられていた。

終始筒隠家で物語が進む展開ではあるけど、その中で見えてくる姉妹二人の悩みと苦しみと、そして悲しみ。
それぞれ違う形で気丈に振る舞う姉妹。
でも心の中には常に寂しさを溜め込んでいて、それでもお互いに心配かけまいと表には出そうとしない。
その所為で気持ちが擦れ違うこともあって、今回みたいな事件に至ってしまう。
丘の上の笑わない猫像よりも厄介な筒隠家の笑わない猫像。その猫像にかけられた願いの裏側に潜む筒隠姉妹の悲しみを垣間見た変態王子は何を思うのか。

つまりまぁ、今回はそんなお話なのですが。
横寺くんの家の息子さんは相変わらずやってくれますよ。
前巻で羞恥心を失っているので変態度が急上昇。なのに爽やかなところがまさに王子。
陸上部での疎まれ具合は別としても、筋を通すところはしっかり通すから、やっぱりカッコいいなーと。ん? これカッコいいと認めちゃっていのかな?

主人公がカッコいいなら、ヒロインsは可愛いわけですが。
今回もカントクさんの素敵なイラストが相乗効果となって魅力が倍増しています。
月子の料理とTシャツ。
小豆の束縛願望とよしよし。
小動物的な仕草が似合う月子はもちろん、途中参加でありながら魅力を振り撒く小豆も可愛らしい。
けれど前述した通り、問題は鋼鉄の王だよ。二人を追い抜いて独走というより、一人だけコースを外れて走ってる可愛さ、と言ってもわからないかな。うん、読んだらわかる。
「フー」とか、ただそれだけでここまで破壊力を発揮できるのはすごい。

総合的に見て、お約束と意表を突くバランスが絶妙なんだよな。
そのどちらも読者の眼鏡にかなう効用をもたらすから感心してしまう。上からで申し訳ないけれど。
これは本の向こう側にしっかりと読者の姿を意識できてる証拠だろうね。
しかしこれほど、ヒロインの好みが分かれる作品も滅多にないんじゃなかろうか。
そんな中私は、「このキャラの作りとか萌えの見せ方とか絶対に勉強になる」とか思ってました。夢がなくてごめんなさい。

忘れてはいけないのが、この小説がただのキャラ小説ではないこと。
前巻の感想でも述べたけど、テーマが一貫していて伝えたいことがわかりやすい。私はその点がこの本の大きな評価点なんだと思っている。
物語の中心に強固な芯が一本通っているから、ちょっとやそっとじゃぶれることがない。主人公が変態であったりと個性が強いキャラが多数いるにもかかわらず、彼らを遊ばせてもストーリーラインが枠組みからはみ出ない。ちょうど滑走路を走行する飛行機のように。
新人賞を目指す身としては見習いたい点である。

そんなこんなで非常に面白かった最新刊。早くも次巻が待ち遠しいです。
あとがきによると次巻は『小豆梓の逆襲』らしいので余計。
ラブコメでここまで素直に好きだと公言できる作品は久しぶりなので、自分でもなんだか嬉しかったり。
ともかく大注目のシリーズとなりました。まだ読んでない方は今読んでおくべきですよ。このシリーズは間違いなく人気作となります。
ではでは。

ヘンティカヘンタイ!



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Comments

いえ、今回「も」月子のターンです。み、認めない……w(汗)
というかここまで来たらあれです。「ヒロイン」のターンでも大丈夫な気がします。全員可愛いですw

リアルに暫定陸上部員の私としては横寺家の息子さんの活躍は複雑です。いえ、決して私は覗きなどしませんよ。

鋼鉄の王をあの立ち位置にしたのはどうなのか、と1巻では思いましたが、さがらさんに狂いはありませんですした。今回もしっかり悶えちゃいました。
コースを外れてる可愛いさというか、もともと同じ土俵で勝負してませんよねw 何というか、バンダム級とフライ級みたいな。……私も上手く譬えられません。読んだら分かるのは確かなんですけどねw
Posted at 2011.02.04 (18:29) by ask (URL) | [編集]
つかボンさん、こんばんは。
この作品のヒロインは本当に可愛いですよね~
皆可愛いのは認めますが、私は断固小豆梓派です!!
今回の少ない出番でしっかりやられましたw
次巻の『小豆梓の逆襲』では、生き残れる気がしませんw
これからも、このシリーズには頑張って欲しいですね。
Posted at 2011.02.04 (19:03) by じたま (URL) | [編集]
ヴァレンタインからなにから、すべて商売がらみですね。
私はロールケーキを食べる人の気がしれません。
だって――バタ臭いですもの。

ダンゲロス面白いですか!
私はアマゾンで注文したのですが、今日くらいにつくそうです。
ただ、今私は東京にいるんですよね――。
まあ、編集部でダンゲロス見してもらいましたが。
Posted at 2011.02.04 (20:57) by サクラ (URL) | [編集]
変態王子の2巻がどこにも売ってないのですけど、どういう事なんでしょう?
他のMF文庫作品は置いてあるのですが。
小豆が表紙だからみんなこぞって買ったんですかね。
って表紙なのに小豆がメインじゃないんですか!?

鋼鉄の王も結構好きなので、読むのが楽しみですよ。
その前にまず手に入れないと。
早く入荷して欲しいです。
Posted at 2011.02.04 (22:35) by 半熟タマゴ (URL) | [編集]
Re: askさんへ
コメントありがとうございます。

askさんなら食いついてくると思いましたよw
確かに今回は月子のターンでもありましたが、前回は小豆のターンです! え、違う?
仰る通り、誰のターンだろうとほら、こんなにも満足できます。
さがら先生のすごいところは、三者三様に表面だけでない可愛さを捻出しているところでしょうね。本当に感謝したいです。

最近部活関係で悩んでるみたいですね。というより、もう辞めるのは決定なんでしたっけ?
しかしまぁ、そういうのは高校生の特権ですから大いに謳歌したらいいと思います。
これは私のモットーでもありますが、後悔のない選択を。

なんとなく鋼鉄の王の件は1巻のころから読めてはいたのですが、思った以上に展開が早かったですね。まさか2巻でもう……。
言わんとしてることはわかりますよ。私も似たような印象を受け取ってます。
私の場合は土俵は同じでも競技が違うというイメージですが。ボクサーと力士が戦ってるみたいな。
ほんと、こればっかりは読んでもらわないと伝えようがないですねw
Posted at 2011.02.05 (01:59) by つかボン (URL) | [編集]
Re: じたまさんへ
コメントありがとうございます。

さすがじたまさん、譲りませんねw
もちろん私も小豆が好きですよ。
小豆の魅力はあの健気さですよね。琴吹さんに通ずるところがあります。
陽人と月子は猫像の一件を経て、切っても切れない強固な糸で結ばれています。正直あの二人の絆はちょっとやそっとじゃ揺るがないでしょうね。
まぁ、そんなことを小説の中の小豆が知る由もないですが、それでも陽人に振り向いてもらおうと頑張る小豆は応援したくなります。
……って、なんだか語っちゃいました。申し訳ないw

次巻は本当に楽しみですね!
死ぬ時はともに逝きましょう!
Posted at 2011.02.05 (02:10) by つかボン (URL) | [編集]
Re: サクラさんへ
コメントありがとうございます。

案外は世の中ってそんなものなのかもしれませんねー。それも大事なことですけど。
あれ、サクラさんバター苦手なのですか?
私は好きですよー。丸々一本ぐらいいけちゃいますw

ダンゲロス面白いです!
癖はありましたが、これは意外と万人受けするんじゃないかと。なんと言っても熱いですし。
東京から戻られましたらぜひぜひ読んでみてくださいな。
Posted at 2011.02.05 (02:18) by つかボン (URL) | [編集]
Re: 半熟タマゴさんへ
コメントありがとうございます。

なんと!
それはいけませんね。愛媛でも変態王子は人気なのですか。
いやしかし、それは間違いなく小豆の所為ですよ。カントクさんも罪なことをしました。
とは言え、小豆のターンではないんですよ。

鋼鉄の王のターンですが、お釣りがくるぐらい可愛さを振り撒いてくれるので期待して損はないと思います。
あー、早く読んでもらいたい。
私も念を送っておきますねw
Posted at 2011.02.05 (02:26) by つかボン (URL) | [編集]
こんにちわー。

「変態王子と笑わない猫」…本当に人気ですよね!
灰理は残念なことに読んでもいなければ買ってもいません…
でもこんなに人気なら読んでみようかなぁと思います。
かなりのブログがかなり面白いと高評価ですしね☆

あと、私事になりますが、テンプレート変更しましたのでよろしくお願いします♪
Posted at 2011.02.05 (19:32) by 灰理 (URL) | [編集]
Re: 灰里さんへ
コメントありがとうございます。

変態王子人気ですよー。ラブコメの中では今一番話題の作品かもしれません。
おそらく将来的に人気作になるでしょうし、近いうちにメディアミックスの話も持ち上がるでしょうね。
なので読むなら今です! 読んで損することはないんじゃないかなーって思います。

テンプレへんこうですか。それは気になりますね。
ちょっと覗かせてもらいますね。
Posted at 2011.02.06 (00:03) by つかボン (URL) | [編集]
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Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
コメントなどはお気軽に。
どうぞよろしくお願いします。

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