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電波女と青春男4/入間人間

春ですねー


あれ?
このサブタイ最近使ったような……まぁ、いっか。

春ですねー。
春といえば出会いと別れの季節。
姉は先日大学を卒業し4月からは社会に飛び出し新たな環境の中で生活することになります。
私も4月からは2回生です。
来年度はどんな人に出会うことができるのか。
そんなことに胸をときめかせている今日この頃です。
それにしても……



春休み終わってほしくねぇ!!!



頭の中がいつまでも春休みで、どこまでもお花畑な管理人でした。


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入間 人間

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「ほんとはさ、俺たち」
「うん」
「もっと距離が近いときに、こうやって一緒に星を見上げておけばよかったんだと思う」



――あらすじ――
電波女になる前の藤和エリオは、それでも宇宙を追っかける少女だった。布団のかわりに、赤いランドセルを背負っていたんだってさ。リューシさんと前川さんは、俺に出会う前に、なんと淡い初恋を経験しちゃったりしてた。その結末は、ほろ苦い青春の味…だったりするのかな、やっぱり(すごく気になるけど訊けないし)。そして俺は、エリオと同居しているにもかかわらず、意を決してエロ本購入大作戦を決行して!?うー、俺たちの恥ずかしい過去を綴った短編集登場、らしい。


――感想――
シリーズ初の短編集。
入間先生の短編ということで期待を大にして読み始めました。
結果から言うと期待通りの出来! さすが入間先生!
このシリーズのファンとしては非常に嬉しく、もはや感謝の言葉を述べたいぐらい。

電波の部分はこの際置いとくとして、今回は青春がメインかな。
どのお話も少年期特有の甘酸っぱい青春模様が描かれていて、読了後は心が洗濯をされたようにスッキリしました。
主要キャラの過去ばなということで、それだけでも興味が引かれる内容。
色とりどりの話を前にどれを読もうか迷ったりしてw
好物の料理ばかりをテーブルに並べられた感じですね。

・家出基地
リュウシさんの高校一年生の終わり頃の話。丹羽くんと出会う前ですね。
同級生にふられて傷心中のリュウシさんが勢い余って家出を決意。
飛び込んだ漫喫で自称宇宙人のイケメンと出会い、成り行きで研究所に忍び込むことに。そんなお話。
少年時代の冒険心が再燃焼して、思わず自転車に乗って走りだしたくなる。
自称宇宙人の正体も気になりますが、それ以上にリュウシさんが可愛い!
彼女の語りは彼女の魅力を存分に引き出していると思う。

・初恋を見下ろして
前川さんの中学生の頃の話。
このころから女性とは思えないほど身長が高かった前川さんが、髪の毛を金髪に染めようと試みる。
その理由が実に女の子らしくて前川さんらしくない気もするけど、前川さんはリュウシさんとは別のベクトルで乙女なのかなぁと最近思い始めました。
いつも男前な前川さんが大人たちに圧倒されるのは新鮮。
何気にかぐや姫の台詞がずっと心に残っている。
「その通り! 理屈より納得を優先させりゃあ、ハッピー以外にはならねーのよ」
うん、いい言葉だ。

・空への明日
エリオの小学生の頃の話。
2巻では描かれなかったエリオ視点での話なので少し感動です。
丹羽くんと出会った頃のような電波ではありませんが、幼少の頃も宇宙には憧れていたみたいで。
夢が宇宙飛行士なんて小学生にはありきたりですが、エリオが言うと実感が湧くから不思議。
考え方が明らかに小学生ではないですが、そこは気にしたら負け。
内容はあっさりしていて、少しの感動成分が含まれていて良かったかな。おっさん頑張れ!
エリオの「イトコは良い」が「イトコは好き」になるのはいつになることやら。

・ぼくと彼女の月の距離
丹羽くんの中学生の頃の話。
近くにいるのに、空に浮かぶ月のように手の届かない距離に立ってしまった中学生二人を描いた物語。
星中さんいいよ、星中さん。ぜひもう一度登場してほしい。
青春ポイントの発案者が丹羽くんじゃなかったのはかなり意外。
それでも、二人の間にある距離に悩みもがきながらも、最後には美しく終わらせた丹羽くんには元々青春男の素質があったみたいです。
タイトルが『俺』じゃなく『ぼく』なのがミソかな。

・E.R.O
誰が何と言おうとこの話が一番!
最後にちゃんとオチを持ってきているあたり、侮れませんよね。
ていうか、これこそ青春じゃね? とも思わなくもない。
エロ本購入! と意気込んで本屋に突入するも、前川さんやリュウシさんと遭遇するというお約束の展開を迎え、丹羽くんがあたふたするというお話。
丹羽くんは見事ミッションを達成することができるのか!?
丹羽くんとリュウシさんの絡みが最高に良かった。
ほっぺ羨ましーw

総括すると、全体的にブリキさんのイラストがいろいろダメだろということで。
いや、いい意味でですよ? ていうか素晴らしい意味でですよ?
特に最後のリュウシさんと前川さんのイラストがね……もう犯罪なんじゃないかと。
ていうか、リュウシさん意外とグラマー?
おふざけはここまでにして、真面目に言うと、みんなそれぞれどこかで宇宙人と遭遇してるんですね。
その正体は定かではありませんが、それぞれがそれぞれの宇宙人に何らかの影響を受けているみたいで。
この作品に登場する宇宙人はそういう役割を担っているのかなと思ったりします。

いつになくレビューが長くなってしまいましたが、これで最後。
それぞれの過去も明かされたことですし、次巻からは物語が大きく動きそうな気がしますね。
社のこともありますし、この作品は今後どういった方向に進んでいくのか気になります。
次巻も楽しみ♪



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Comments

内容的に青春4つ、性春1つというとこでしょうか
仕方ないですよね男の子だもん
社やかぐや姫、星中さんなど
この作品は再度登場して欲しいキャラが多いですね

ぱらぱらと速読したんでもう一度ちゃんと読んで感想書きたいです
Posted at 2010.03.22 (16:06) by シャモ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
シャモさん、コメントありがとうございます。

> 内容的に青春4つ、性春1つというとこでしょうか
> 仕方ないですよね男の子だもん
「性春」いいですねw
「電波女と性春男」だと少し萎えますけどw

> 社やかぐや姫、星中さんなど
> この作品は再度登場して欲しいキャラが多いですね
登場してほしいですね。
社やかぐや姫ならともかく、星中さんは再登場難しそうですけど。
Posted at 2010.03.22 (22:09) by つかボン (URL) | [編集]
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Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
コメントなどはお気軽に。
どうぞよろしくお願いします。

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