Colorful Concrete
おもしろき ことなき世を おもしろく 高杉晋作
”文学少女”と死にたがりの道化/野村美月
- Posted at 2010.01.30
- lファミ通文庫
はい!テスト終了!
更新遅れてこんな時間になっちゃったんですが、この記事は昨日の分ということでw
ついに!ついに今日大学のテストが終わりましたよ!実は、今まで管理人はテスト期間中だったのです!
でも、それも今日まで!明日からは春休みだワーーーイO(≧∇≦)O
これで溜まっていた本も読めるし、ブログもどんどん更新していっちゃいますよ♪
んでもって、今日はテスト終了記念として他学部の友人も誘って飲みにいくことになったんですが、大学前のどこの居酒屋に行っても満席でした。考えることはみんな同じなんですねww
仕方がないので焼き肉の食べ放題を食べに行くことになりました。
まあ、打ち上げといえば個人的には焼き肉だと思ってるので良かったです。それに、めちゃくちゃ盛り上がって、結局閉店までいましたしw
そういう理由でこんな時間に更新しているのですが・・・
どうでもいいけど、せせりっておいしいよね!
――あらすじ――
天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され、「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって……。野村美月・新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ、シリーズ第1弾!
――感想――
この本を最初に読んだとき、今までこの本に触れてこなかったことを深く後悔しました。
こんな作品がラノベの中にあったんだと驚きました。
それほど、この作品には素晴らしいものがあります。
「ラノベだから」というつまらない偏見という壁を取っ払ってすべての人に読んでもらいたい、そんな作品です。
内容に関しては、文字通り本を食べてしまう自称文学少女こと遠子先輩のその設定に「え?本当に妖怪なの?」と疑問を感じてしましましたが、それ以外に関しては全くおかしいところはなく、ラノベには珍しく、ミステリー作品となっています。
ミステリーの好きな私としては凄く好感が持てました。
物語の展開のさせ方にとても工夫がされていて、ラストには「あっ」と驚くような仕掛けがあります。
しかし、ミステリーだからといって堅苦しい感じはなく、シリアスとコメディのバランスがうまく取れていて、遠子先輩と心葉君の掛け合いには心が和みす。
毎巻、ひとつの文学作品を取り上げ、その内容に沿った物語が展開されていくという今までにない斬新なスタイルをとっているのですが、今回の作品は太宰治の「人間失格」です。
物語の中で太宰治や太宰治の作品についていろいろと紹介されているのですが、そのおかげで太宰治の作品に興味が持てましたね。「人間失格」一度読んでみたいです。
私がこの本に興味をもった理由には、イラストに強く惹きつけられたというのもあるのですが、見てもわかる通り透明感がすごいですよね。書店のラノベコーナーの中でもひときわ異彩を放っていて、ずっと気になってはいたのですが、その異彩のために今まで手に取るのを躊躇っていたとうのもあります。
しかし、手に取って正解でした。出会えたことに感謝さえします。
まだ、全巻読んでいないので、せっかくテストも終わったことですし早速どんどん読んでいっちゃおうと思います。
あっ、そういえば今年のGWに映画化しますよね。
私は見に行こうと思っているので前売り券も早速買っちゃったのですが、興味がある方はぜひそちらも見てみてください。
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「しいちゃんへの罪悪感から、あたしは死ぬんじゃありません。しいちゃんが死んだことを悲しいと思えない自分が恥ずかしくて、惨めで、恐ろしいから死ぬんです。
太宰治も言ってます。生きていても、けがらわしい罪に浅ましい罪が重なって、苦悩が増大し強烈になるだけだって!”死にたい、死ななければならぬ、生きているのが罪の種なのだ”って!こんな気持ちで生きてゆくことに、あたしはもう耐えられないんです!ねぇ、心葉先輩。それでもあたしは生きていかなきゃならないんですか?」
――あらすじ――
天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され、「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって……。野村美月・新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ、シリーズ第1弾!
――感想――
この本を最初に読んだとき、今までこの本に触れてこなかったことを深く後悔しました。
こんな作品がラノベの中にあったんだと驚きました。
それほど、この作品には素晴らしいものがあります。
「ラノベだから」というつまらない偏見という壁を取っ払ってすべての人に読んでもらいたい、そんな作品です。
内容に関しては、文字通り本を食べてしまう自称文学少女こと遠子先輩のその設定に「え?本当に妖怪なの?」と疑問を感じてしましましたが、それ以外に関しては全くおかしいところはなく、ラノベには珍しく、ミステリー作品となっています。
ミステリーの好きな私としては凄く好感が持てました。
物語の展開のさせ方にとても工夫がされていて、ラストには「あっ」と驚くような仕掛けがあります。
しかし、ミステリーだからといって堅苦しい感じはなく、シリアスとコメディのバランスがうまく取れていて、遠子先輩と心葉君の掛け合いには心が和みす。
毎巻、ひとつの文学作品を取り上げ、その内容に沿った物語が展開されていくという今までにない斬新なスタイルをとっているのですが、今回の作品は太宰治の「人間失格」です。
物語の中で太宰治や太宰治の作品についていろいろと紹介されているのですが、そのおかげで太宰治の作品に興味が持てましたね。「人間失格」一度読んでみたいです。
私がこの本に興味をもった理由には、イラストに強く惹きつけられたというのもあるのですが、見てもわかる通り透明感がすごいですよね。書店のラノベコーナーの中でもひときわ異彩を放っていて、ずっと気になってはいたのですが、その異彩のために今まで手に取るのを躊躇っていたとうのもあります。
しかし、手に取って正解でした。出会えたことに感謝さえします。
まだ、全巻読んでいないので、せっかくテストも終わったことですし早速どんどん読んでいっちゃおうと思います。
あっ、そういえば今年のGWに映画化しますよね。
私は見に行こうと思っているので前売り券も早速買っちゃったのですが、興味がある方はぜひそちらも見てみてください。
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