FC2ブログ

デュラララ!!×5&6/成田良悟

デュラララ!!×5 (電撃文庫)デュラララ!!×5 (電撃文庫)
成田 良悟

アスキーメディアワークス 2009-03-10
売り上げランキング : 235

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



「ブルースクウェアの小僧っ子どもめ。途中までは、目的は一緒って所かな?」
 楽しみ半分、苛立ち半分といった顔で、一人の少年の顔を思い浮かべる。
「いいよ。考えてみれば、黒沼青葉も可愛い来良の後輩だからね。その挑戦……受けて立とうじゃないか」
 携帯電話を操作しながら彼が語りかけるのは、周囲の暗闇か、あるいは自分自身なのか。
「ここから先は、正々堂々と裏を掻く、正真正銘の潰し合いだ」



――あらすじ――
「ダラーズが、随分と変な事になってるみたいだねえ。わくわくしてこないかい、君の大好きな非日常が始まるよ?」東京・池袋。そこには再び動き始めた折原臨也の意趣返しが集う。何でも屋として仕事を請け負う異国の二人組、静雄を探し続ける家出少女、窮地に立たされるバーテン風の男、ダラーズに復讐を宣言する女たらし、ひたすら帰りを待ちわびる闇医者、何者かに狙われるクラス委員、それに気づかない同級生の少年、そして混沌の渦に巻き込まれて堕ちていく“首なしライダー”。そんな彼らのGWは、果たして日常か非日常なのか―。


――感想――
シリーズ初の上下巻構成。
今巻はその上巻にあたる作品。

面白い! 面白すぎる!!
前巻では停滞気味だったキレた勢いが今巻では爆発。
上巻でこの面白さってどんだけー。

前巻の腹いせに暗躍する臨也、窮地に追い込まれる静雄、遂に動き出した青葉、そして今回一番注目するべきはやはり帝人。
非日常に巻き込まれていく池袋を前に、ダラーズの創始者という立ち位置に悩まされる帝人。
そんな彼に青葉が迫る。
帝人は一体自らの葛藤にどんな解答を導き出すのか。

とにかく話の展開が巧妙。
ふとしたことをきっかけに非日常に身を投じていく池袋メンバーズ。
それぞれの物語が徐々に歯車のように絡み合っていく様はいつも通りだけど、今回はさらにスピード感が加えられている。
読者を全く飽きさせない展開に舌を巻くこと必至!
この物語はどういった結末に向かっていくのか?

答えは下巻へ!


デュラララ!!×6 (電撃文庫)デュラララ!!×6 (電撃文庫)
成田 良悟

アスキーメディアワークス 2009-07-10
売り上げランキング : 192

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



「……こんな連中が湧くようじゃ、ダラーズもそろそろ潮時かもな」



――あらすじ――
「彼は、平和島静雄。池袋で一番危ないって言われてる殺し屋なんだ―」臨也に嵌められ街を逃走しまくる静雄。自分の立ち位置を考えさせられる帝人。親友の苦境に今更になって気づく正臣。何も知らずに家出少女を連れ歩く杏里。先に待つ出来事を想像できなかった茜。黒バイクとの接触に興奮を隠せない女。一人悶えつつも帰りを待ち続ける新羅。思い通りに事を運ぼうと画策する青葉。ダラーズに意趣返しを繰り広げる千景。そして首なしライダーが救うのは―。


――感想――
んー、何という面白さ。
物語全体を通して面白くない場面がない!
ページを捲る指が自然と速くなってしまう。
間違いなくシリーズ最高傑作。

そんな訳で終始加速し続けた下巻。
それぞれがそれぞれの意思に基づいて奔走し、一つの結末へ。
その中でも、気になるのはやはり帝人の動向。
本脳が非日常を求めている気付いた帝人だから、やはりこの選択は仕方いないのかも。
だけど、3巻でひと段落ついていた帝人、正臣、杏里の関係にまたもや溝が生まれる予感。
帝人と正臣の再会も、やはりというかなんというか。
この帝人の決断が今後どのような物語を生みだすのか。

帝人の決断以外にも、見どころはたくさん!
ダラーズとTo羅丸の抗争や、静雄と粟楠会の追走劇、さらには臨也と青葉の画策対決。
特にラストの静雄はカッコよすぎるというか……ありえないだろ!
でも、静雄だからなぁw
その他にも、今後の物語に深く関わってきそうな新キャラも続々と登場。
ますますヒートアップすること間違いなし。

作品としてはこの上下巻をもってまたひと段落ついたいう感じ。
池袋全体を巻き込んだ非日常の傷跡がどのような影響を及ぼすのか楽しみ。



関連商品
デュラララ!!×5 (電撃文庫)
デュラララ!!×7 (電撃文庫)
デュラララ!!×4 (電撃文庫)
デュラララ!!×3 (電撃文庫)
デュラララ!!×2 (電撃文庫)
by G-Tools

デュラララ!! 4 【完全生産限定版】 [DVD]
デュラララ!! 4 【完全生産限定版】 [DVD]


スポンサーサイト



Leave a comment

Private :

Comments

このシリーズは面白そうだし人気だから見てみたいんだけれども…
成田作品は登場人物が多すぎて読み始めるまでがなんか億劫
Posted at 2010.04.09 (21:41) by ばなな汁 (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
ばなな汁さん、コメントありがとうございます。

確かに成田先生の作品は登場人物が多いことで有名ですね。
しかし、登場人物それぞれの個性が非常に強いので意外とすんなり覚えることができますよ。
それに、この作品は多数の登場人物が物語の中で上手く絡み合っていくところに面白さがあります。
Posted at 2010.04.09 (22:25) by つかボン (URL) | [編集]
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
04 06
FC2カウンター
ブログランキング

FC2Blog Ranking

応援とか色々
プロフィール

つかボン

Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
コメントなどはお気軽に。
どうぞよろしくお願いします。

MY読書メーター
つかボンさんの読書メーター つかボンの最近読んだ本
検索フォーム
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード