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魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW/越前魔太郎

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この度、管理人askさんが運営するブログ『ラノベ好きの戯言』様と相互リンクさせていただきました。
ポップなテンプレに、シンプルかつ的確な感想。
読むラノベのジャンルがどこか私と似ています。
ブログ自体はまだ開設して間もない頃だと思うので、一度足を運んでみてください。


魔界探偵冥王星O―ウォーキングのW (電撃文庫)魔界探偵冥王星O―ウォーキングのW (電撃文庫)

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「すいません、領収書貰えますか」
「はい。宛名はいかがいたしましょう?」
「冥王星Oで」



――あらすじ――
僕の街の近くに、隕石が落ちた。同級生のワル(悪いことをするからワル)の提案で、深夜に家を抜け出して、それを見に行くことになった。ワルが、車いすであまり学校に来ない椎野君も誘って、いざ出陣となる。隕石が落ちた森の中まで、夜のピクニック。僕はこのとき、漫画でよくある冒険みたいでちょっとドキドキしていた。森の中で、あんな不思議で怖い出来事が待ち構えているとは知らずに。ふと、街で蔓延している変な合い言葉を思い出し口ずさんだ。メーオーセーオー。メーオーセーオー。


――感想――
うん! 素直に面白い作品だ。
期待通りといった感じ。
期待以上ではなかったけど、ハードルは高めに設定しておいたのでとりあえずは満足。

世界観としては、【彼ら】と言われる人外の存在が人間の世界で人知れず蠢いていて、【彼ら】の中の一個体である【窓をつくる男】の依頼で動く『冥王星O』という探偵がいるというもの。
『冥王星O』は普通の人間である。
物語は、『冥王星O』の視点と小学生の『ぼく』の視点で描かれる話が交互に移り変わりながら進んでいく。
頻繁に視点が変わるけど、どちらの視点も時系列的には並行しているので、読んでいて混乱するような複雑さはない。
ただ、似たような手法を扱う作品を過去に読んだことがあるので、残念ながらラストのオチが若干読めてしまった。
だけど、独特な言い回しと魅力的な比喩表現が補ってくれるので問題はないかな。

ミステリーとしては完成度が高く、ヒューマンドラマとしても心に浸み渡るものがあった。
どこか歪んだ世界と価値観を持つ登場人物たちの生き様は、時に気高く、時に切ない。
何か並みの人と違って欠けた部分があるから、だからこそ、その欠けた部分を埋めてくれるような生き方をするワルにみんな憧れ影響されるのだろう。
読み始めの頃は、ワルという人物がここまでかけがえのない存在になるとは思わなかった。
そして読み終えると理解する。
彼こそが幼少の頃誰もが夢見るヒーローなんだ、と。

この一冊だけでは、いくつかの謎や腑に落ちない部分が残ってしまうのだけれど、どうやら同時刊行された『ヴァイオリンのV』を購入しなければならないみたい。
今から読もうとしている人は注意が必要かも。

一部では、謎の覆面作家と言われている越前魔太郎は、実は入間人間先生ではないのか言われているけど、確かに文章は非常に似ている。
実際、何も知らずに読んでいる時でさえそう思った。イラストもブリキさんですし。
だとしたら、私の言えることは一つ。
入間先生、働き過ぎです!
あ、でも、あの人は入間さんと人間さん、二人で書いているらしいから大丈夫かな。嘘だけど。 (byみーくん)


関連商品
魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV (講談社ノベルス)
さくら荘のペットな彼女〈2〉 (電撃文庫)
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Comments

なんか、大層なことをしていただき、ありがとうございます!
私も、宣伝させていただきます!買うとき、とても参考になるレビューですから。

冥王星は気になっていましたが、ブリキ先生のイラストを見たときに、なんだ。入間先生か。
みたいな感想はありましたね(笑)
Posted at 2010.04.15 (22:19) by ask (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
askさん、コメントありがとうございます。

いえいえ。
相互リンクをしていただいている方と、ブログを拝見してくださる方に最大限の感謝をすることが、ブログを運営する上での私のモットーですから。
参考になると言っていただけて嬉しいです。
その言葉だけでこれからも頑張れます。

まさしく入間先生です。
正直ばればれですよねw
入間先生ファンなら誰でも分かります。
Posted at 2010.04.15 (23:59) by つかボン (URL) | [編集]
こんばんは、つかボンさん。
この作品が入間先生のものだとしたら、私も買わなければなりませんw
そう簡単に真似できる作風ではないと思うので間違いなさそうですね。
イラストもブリキ氏ですしね。
Posted at 2010.04.16 (02:57) by じたま (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
じたまさん、コメントありがとうございます。

入間先生ファンなら読んでみて損はないと思います。
本当に入間先生なのかは定かではありませんが、入間先生と似た世界観を味わうことができますよ。
Posted at 2010.04.16 (23:09) by つかボン (URL) | [編集]
電撃のホームページで絵師の名前がなかったですが
やっぱりブリキさんでしたか
これは欲しいですね

このたびブログのURLを変更しました
お手数ですがリンクの変更をおねがいします
http://lanobesuki.blog28.fc2.com/
Posted at 2010.04.17 (23:26) by シャモ (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
シャモさん、コメントありがとうございます。

本の方にはしっかりとブリキと書いてあります。
ただ、「謎の覆面絵師」という記述付きですがw

了解です。
更新しておきますね。
Posted at 2010.04.18 (00:11) by つかボン (URL) | [編集]
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つかボン

Author:つかボン
前ブログ『BOOKDAYs!』の元管理人。
入間人間先生をこよなく愛し、自らも作家を目指す小説家志望だが、その実態は堕落人生まっしぐらのダメ学生。
しかし落ちるところまで落ちればあとは昇るだけ、それは可能性の獣。

同人誌『Spica-スピカ-』のメンバーとして活動もしています。
コメントなどはお気軽に。
どうぞよろしくお願いします。

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